冷水を利用して庫内を低温恒湿の環境にします。90%以上の湿度で食材を乾燥させることなく保管できます。既存のユニットクーラーはそのまま利用し高湿度の為にシステムを追加することも可能です。
高湿恒温冷蔵システム
庫内湿度平均95%、温度平均3~20℃の鮮度保持冷蔵庫です。野菜等の採れたての味がそのままに。
食材のみならず、低温度・高湿度で貯蔵する必要があるものであれば、一度ご検討ください。
メリット
- 食品を乾燥から守る
湿度が平均90%なので、食品を貯蔵しても乾燥しません。
- 温湿度のブレが少ない
低温多湿で、温湿度のブレが少ないので出荷時期のコントロールが可能です。
特長
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特長 その1.
既存のプレハブ庫でも氷鮮庫システムを追加するだけで氷鮮庫に早変わりできます。
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特長 その2.
庫内湿度95%温度3℃でも庫内は結露しません。(ドアの開閉頻度や使用状況による)
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特長 その3.
オゾン装置を具備する事で庫内を菌から守ります。(※オプション)
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特長 その4.
通常冷蔵システムと違いデフロスト運転がないため、ドアを閉めた貯蔵期間中は温度に大きなブレがありません。
(冷水を利用した湿度管理の場合)
事例
- 野菜の保存
- 魚卵の解凍
- トロピカルフルーツの保管
- チーズの熟成
- 鶏卵貯蔵
- 白菜貯蔵
- 高付加価値鮮度品物流倉庫 等
システムの例
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1.分離型の場合
貯蔵庫のサイズが大きく、庫内にエアーワッシャーを数台設置する場合、1台ずつのチラーと冷水タンクでマルチ運転が可能です。
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2.直膨型の場合
貯蔵庫のサイズが小さく、庫内に設置するエアーワッシャーの数が1台の場合、冷凍機を使用した直膨型の運転が可能です。
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3.既存の冷蔵庫に追加する場合
冷蔵庫内の温度調整は既存のユニットクーラーにて行い、湿度の調整を氷鮮庫システムのエアーワッシャーで行います。
仕様
機種 |
氷鮮庫 |
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庫内温度 |
0℃以上 |
庫内湿度 |
平均90%以上 |
寸法・その他 |
お客様の仕様条件によります。※まずはご相談ください。 |
導入例 |
カット野菜工場、貯卵工場(有精卵の孵化率向上)、食材の解凍、生花の一時保管 等 |
※上記仕様は改良に伴い予告なく変更する場合があります。
導入事例
事例1某孵化場様
ひよこの孵化率向上に最適な、高湿低温の環境を氷鮮庫にて実現させました。
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