食品を芯から冷やす浮上装置付き冷却システム
冷水で食品を芯から冷やします。浮上装置付で冷却された製品が手元まで上昇するため品物の取り出しが容易です。
メリット(流水や製氷使用の場合に比べた場合)
- 冷却時間が短縮
冷却時間の短縮により、生産性の増大、HACCP対応など販路の拡大につながります。
- 冷却水節減
かけ流しと比べ冷却水が1/3に節減され、排水処理の経費も軽減されます。
- 3種類のラインナップ
省スペースなGTS~大容量のGTWまで使用条件、スペースに合わせてラインナップしております。
特長
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特長 その1.
浮上装置付で冷却された製品が手元まで上昇するため品物の取り出しが容易です。
腰痛も防止でき、作業環境改善に活用していただけます。 -
特長 その2.
5面冷却で水槽内に配管がないため掃除が容易で衛生的です。
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特長 その3.
水槽はステンレス製で断熱は硬質ウレタン注入発泡してありますので、冷水庫としても利用できます。
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特長 その4.
3℃台の冷水を作り食品の品質向上に貢献します。
ひやっ子シリーズの仕組み
仕様
機種 | ひやっ子GTS | ひやっ子GTL | ひやっ子GTW |
---|---|---|---|
外形寸法 W×D×H(mm) | 1,218×1,036×800 | 1,518×1,036×800 | 1,956×1,218×800 |
内径寸法 W×D×H(mm)有効 | 890×890×440 | 1,190×890×440 | (889×890×440)×2槽 |
ストローク(mm) | 300(エアー駆動) | 300(エアー駆動) | 300(エアー駆動) |
適応冷凍機(別置) | 2馬力相等 | 3馬力相等 | 4馬力相等 |
対応荷重(kg) | 100 | 100 | 100×2 |
その他用途 |
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※上記の仕様は改良により予告なく変更する場合があります。
導入事例
事例1豆腐屋
事例2惣菜屋
事例3有限会社サンラック様(山梨県)
KEOSマシナリーのひやっ子は冷却槽として2018年に1槽を導入しました。
この度新工場を立ち上げるにあたり、ボイル用加熱槽と冷却槽のひやっ子を組み合わせる事で低温殺菌の効率化が図れると考え 、ボイル槽とひやっ子を新たに追加導入しました。
ボイル槽から冷却槽にコンテナを移動する際に、火傷の危険や重量、作業の手間を考えスライド移動用のトレーを設置する事で、作業者の負担を軽減させることができました。
また、冷却槽が1槽だと90℃の製品を15℃以下まで冷却するのに3時間かかっていましたが、ひやっ子を2槽使用し、1次冷却2次冷却と続けて冷却する事で今までの半分以下の時短となり生産量が安定するようになりました。
導入機器
- クックチル対応浮上装置付冷却システム「ひやっ子GTシリーズ」
- 浮上装置付加熱水槽
改良事例
お客様のお悩み・ご要望
[お客様名: 山栄食品 様]
冷凍食品のロールキャベツを製造されている会社からのご依頼。
製造の工程でボイルした丸のままのキャベツをほぐすのに、現状はゴム手袋をして熱湯の中で従業員が手作業で行っている。手袋だけでは熱いので、手袋の中に氷を入れて作業を行っているが冷水を使って芯温を30~40℃ぐらいにし、洗浄とかくはんを行える装置を開発してほしい。
改良内容
- POINT洗浄カゴでキャベツを洗浄するため、カゴの中で水流を利用し(下イラスト参照)、キャベツがうまくかくはんされるように最適な水流を起こす試験を繰り返し行いました。
- POINTカゴの背面にRの板を設置することで、ボイルされたキャベツのかくはんに最適な水流を生み出しています。
このように穴が開いていると、流れる水が抜けてしまいます。
このように穴をふさぎ歪曲した板を追加することで、水流を調節し、上手くかくはんされるような仕組みを作りました。
お客様の声
- 今まで手作業で行っていたのが機械化されたことで大幅な効率化が実現できました。
- キャベツをかくはんするのに、ちょうどよい強さの水流調整を生んでいただくとともに、当社既存のラインに合わせていただくという要望を満たしていただけたことに熱意と技術の高さを感じています。また、目詰まりを防ぐフィルターを3層にするなど運用時のことを考慮して具体的な提案を頂けたことに感激しました。
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